ARBITRO MAGAZINE

ROLEX Oyster Precision

ロレックス オイスター プレシジョン
 

ROLEXの手巻きモデルと言えばPrecision(プレシジョン)。

すっきりとしたシンプルなデザインの3針時計のプレシジョンは、スタンダードの中のスタンダード。

また現行モデルとは違い34mmというケースサイズは手首の細い日本人にしっくりくるサイズで、大き過ぎず・小さ過ぎない絶妙なバランスです。

実際に着けてみるとこんな感じのサイズ感。

ROLEX銘の手巻きはPrecision プレシジョンとChellini チェリーニの2モデル。

どちらも手巻きムーブメントなので現行の時計と比べるとケースの厚さが薄く、手にすんなり馴染んでくれます。オンタイムのシャツスタイルやスーツのジャケットにも合わせやすくバランスが◎

プレシジョンという名前が付けられているモデルはデイト無しが「OYSTER」のみダイアルに表記されていて、デイト有りは「OYSTERDATE」と表記されています。

Precision プレシジョンというのは、ROLEXのChronometer(クロノメーター)認定ムーブメントでは無いですが、高い精度を誇るムーブメントが入っている時計ですよ〜ということを表しています。

ちなみにクロノメーター規格のムーブメントの場合、ダイアルに「SUPERLATIVE CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIED」と入ってます。2007年には全ての時計にクロノメーター認定のムーブメントが使われるようになったのでPrecisionという表記のダイアルはなくなりました。

これがデイト無しの「OYSTER」表記のみのバージョン。

デイト有りのバージョンはダイアルに「OYSTERDATE」という表記が入っています。

 

Precisonについては分かったけどOysterってなんぞや?って思うはず。

Oyster オイスターというのは時計のケースのことを指していて、その言葉通り「牡蠣」の殻のように防水性が高いケースのことを言います。(牡蠣は英語で”Oyster”オイスター)

1925年にはスイスの時計メーカーがねじ込み式リューズの特許を持っていましたが、ロレックスの創業者であるハンス・ウィルスドルフは完全防水時計を作るために特許を全て買い取りました。そして試行錯誤の上で辿り着いたのが、このオイスターケースなんです。

オイスターケースは金属の塊を打ち抜き、その塊を少しずつ削って時計の形にしていくという方法で作られています。また防水性を高めるために裏蓋をスクリューバックと呼ばれるねじ込み式にしました。

裏蓋はROLEX専用のオープナーでしか開けられません。この独特の構造を持つスクリューバック式の裏蓋が防水性を高めてます。

ちなみに裏蓋を開けるとこんな感じでムーブメントが入っています。

リューズもネジのように回転させて押し引きをするスクリュー・ロック式と呼ばれる方式を採用。

当時では不可能と考えられていた完全防水時計がこのオイスターケース、スクリュー・ロック式のリューズによって実現したことでROLEXの名が一躍広まったんです。

この「ROLEX OYSTER ロレックス オイスター」の基本構造は驚くことに1926年の誕生以来、現在に至るまで全く変わっていません。オイスターケースがいかに完成度が高かったか、このことから分かりますよね。

 

Precision プレシジョンのバリエーションはどんなものがあるのか見ていきましょう。

オーソドックスなデイト無しのシルバーダイアル。派手さは無いですが、この時計はどんなシチュエーションでも安心して着けていけますね。

ブラックのマットダイアルにゴールドの組み合わせ。マットダイアルは艶の無いダイアル(文字盤)のこと。

こちらはブラックのミラーダイアルが経年変化で茶色くなったブラウンチェンジと呼ばれるもの。ミラーダイアルとは文字盤をニス系の染料で塗ったもので、仕上がりが艶のある感じになります。

ニス系の染料が使われる前はラッカー系の染料が使われていました。また短針と長針を見ると楔形をしていて、インデックスの6時と9時位置も楔形になっています。

楔形になっているモデルは通常のペンシルハンドと呼ばれるものに比べると、数が少なくレア度が高いんです。

シャンパンゴールドカラーのダイアルのプレシジョン。大人な雰囲気で上品ですよね。

次は珍しい絹目(シルク)、海外ではLinen Dial(リネンダイアル)と呼ばれる文字盤のPrecision プレシジョン。

テキスタイル(織物)のような質感を表現したダイアルが特別感を醸し出してます。

スーツの生地にありそうなシブい風合いと雰囲気。間違いなくスーツに合います。

次は1930年代〜1960年代まで生産されていたRoyal ロイヤル銘がついたプレシジョン。

この時計はRoyalシリーズの中でも後期にあたるアイボリーダイアルの62年製。

エンジンターンドベゼルのモデルは珍しく、アルファハンドとブルースティール針の秒針がヴィンテージ感が出ていて良いですね。

 

ROLEXの中では価格的にもこなれていて、初めてROLEXを買うっていう人にもおすすめなPrecision プレシジョン。

手巻きは面倒くさいっていうイメージがあるかもしれませんが、毎朝の2〜3分で済む作業なのでそこまで気にしなくても良いんじゃないかと思います。

また整備をしっかりすればずっと使えるので何を買おうか迷っている方にも間違いない時計としておすすめです。

 

ROLEXの商品ページへ

 

 

 

参考文献

Watch Pedia  http://www.watchpedia.jp

広告の中の腕時計 (株) World Photo Press

 

 
ROLEX Oyster Precision 6426
HEUER Autavia 1163V “Viceroy” が入荷しました。

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