ARBITRO MAGAZINE

Rolex Cellini 4103

Dress Watch
 

ロレックスの最大の特徴でもあるオイスターケースを使用せず、エレガントさにこだわったドレスラインのチェリーニ。

デイトジャストなどのオイスターケースのドレスラインやスポーツモデルと比べると知名度は低いですが、その歴史は古く、1928年に誕生したモデルです。

「チェリーニ」という名前は16世紀のイタリアルネッサンスの彫刻師であるベンベヌト・チェリーニという人物に由来します。

ロレックスのコレクションの中で特定の人物の名前が付いているのはこのチェリーニだけというのも、チェリーニがいかに独特の立ち位置であることを意味しています。

ケースの素材はゴールドもしくはプラチナでしか生産されないチェリーニですが、ケースやダイアル、針の組み合わせは数え切れないほどのバリエーションが存在します。

ドレス時計には興味が無かったという人も、これを見れば考え方が変わるはず。


今回ご紹介する ROLEX Cellini 4103 Rectangle YG Black Dial は1970年代に製造されたもの。

長方形のケースをしたドレス時計はいろいろありますが、なかなかコレというものに出会えないのがラウンド(丸型)ですよね。

ドレス時計は特にサイズ感がとても大切。スタイリッシュな服装で上下がバシッと決まっていても、時計が合っていないと台無しです。

そんな問題を解決してくれるのがロレックス チェリーニ Ref.4103のような時計。

Case: 23×30.5mm と平均的な日本人の腕周りならジャストサイズといえるケースサイズ。

サイズ感としてはカルティエのマストタンクLMと同じようなサイズです。

基本的にはメンズサイズですが、女性もそれほど違和感なくお使い頂けると思います。

実際にアルビトロではこのRef.4103を女性の方がご購入されています。

シンプルなバーハンドは結構短めで、王冠ロゴに重ならないくらいの長さのためアプライドのROLEXの文字が良い感じ。

この時計はレクタングル(長方形)のYGケースで、縁にボリュームを持たしたデザイン。

ケースは横から見ると台形のような形をしていて、チェリーニにしては珍しいデザイン。

2つ穴が開いているように見えるのは、ホールマークと呼ばれる刻印です。

ホールマークとは簡単に言うと金や銀・プラチナなどの貴金属製品の純度を証明する打刻(刻印)のこと。

ダイアルは光沢のあるブラックで、インデックス表示の無いミニマルデザイン。

ドレスウォッチの基本はゴールドなどの貴金属ケースで・2針・薄型の時計であること。パーティーという場では、時間を気にしていると受け取られる秒針は無粋とされています。

この時計はそんなドレスウォッチの条件に合っていますね。

パッと見はシンプルなブラックダイアルですが、ダイアルをよく見てみるとストライプ柄になっています。

王冠ロゴも針も18金無垢の素材で作られています。

王冠ロゴはプリント(印刷)ではなくアプライド(植字)。その分、手間とコストはかかりますが、見た目の高級感は段違いに良くなります。

上部の「ROLEX GENEVE」と「Cellini」の文字もゴールドで書かれていますね。

18金無垢のレクタングルケースにブラックダイアル。

ブラックダイアルはオニキスのような雰囲気ですが、良く見るとストライプ柄となっており、さり気ない洒落っ気を感じますね。

このよく見ると、っていうのがオシャレ心をくすぐられますよね。

光の当たり方によってストライプ柄が現れる小洒落たダイアル。

チェリーニのリューズは何パターンかありますが、これは王冠部分が一段低くなっていてロゴが立体になっているバージョンですね。

角のデザインが秀逸。

裏面の仕上げはサテン仕上げ。裏蓋にもホールマークが入っています。

どんな角度から見ても美しいデザイン。ゴールドケースというと、ちょっと派手かな?という先入観があるかもしれませんが、これぐらい上品な仕上がりだと逆にゴールドケースでないとダメですよね?と思えてきます。

少しラフめなスタイルでもはまります。ブラックのストラップにすると時計との一体感が出ますね。またブラックはキュッと締まるので、写真のような色味のスタイルも手元のブラックで締めてくれます。

これからの秋冬シーズンでニットやシャツの袖口からチラッと見える時計、その時にこれを着けてるとオッ!っとなりますよね。

女性でも男性でも、どちらもいけるサイズとデザイン。

現行のチェリーニはケースが厚く、サイズも大きいので候補には上がりにくいかもですが、この年代のチェリーニはデザインとサイズ感が◎

金無垢ゴールドケースの時計も、やり過ぎるとアレですが丁度良いバランスっていうのがあるんです。

ブラックダイアルの面積に対してケースのバランスが良いですね。

ゴールドxブラック。何度も言っていますがこのカラーの組み合わせは高級感と大人っぽさが◎

実際に着けた写真を見ても分かるように、サイズも主張し過ぎない大きさです。

写真のようなキレイめなスタイルにはバッチリはまりますね。

 
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形やデザインで受ける印象の違い

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